家族って

 なんだろ。正直あればいいけど、なくても生きてゆけるもの。そう思うようになるまでこんなに時間がかかってしまった。
 家族があるときは、そのありがたみなんてちっとも感じなかったのに、失くしてしまったら喪失感しか残らない。でもそんな喪失感も3年でピリオドを自分からつけた。
 このままだったら私の存在がなくなってしまう
と・・自分的に判断したからだ。その3年のあいだに、尊敬する母を亡くした。失くすものがおおければ多いほど、強くなれるんだなあと。その3年間は無駄だとは思わなかった。あとから考えれば。生きることがしんどいと思うこともあった。でもすべて変わったのは母を亡くしてからだ。
 なにかわからないが、何をやってもまっすぐうまくいかない時期があった。田舎の母の墓前で・・大泣きしたあの日。あそこから成長しようと努力してきた自分が今いる。
 少し休ませてあげようかな〜と自分に話しかけたりもする(笑)
人間っておもったほど強くないですよ。強い人なんかいない。強くなる努力をしようという気持ちが大切なんじゃないかと。
 それって・・生きる力だと私は思います。

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本日の図書

仕事のための12の基礎力?「キャリア」と「能力」の育て方?

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ハイデガー存在論。哲学者の中で、ちょっと気になる存在。よみふけっております。確かに”自分”が”存在”する、そこに”いる”ということにたいして、なぜ??と問いかけることは、まずないであろう。しかし、自分の存在を”知る”ということがこれだけ難しいのかとおもうようなそんな感じです。もう少し深く考え抜かないと・・・理解が深まらないような。しばらくはまりそうな人ですね。(笑)
ハイデガー=存在神秘の哲学 (講談社現代新書)

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