犯人探し

 弊社の部長さんたちは、常に『誰が』やったのか、『誰の』せいなのかと犯人探しが大得意です。探してどうなるか?ただ文句いってるだけ。あなたがやらなかったからこうなったと。あの人・・の・・ミスだとか。
 自分はどうなの?(笑)ちまちまとミスする他の人より、あなたのミスの方が会社の経営そのものを揺るがすものじゃないの?というつっこみは、監査役にお願いしたいものだ。(爆)
 結果失敗しても、どうして失敗したかという原因の追求はやらなければならないことだが、誰がの追求をひとしきりやったところで次のステップには行きもしない。大企業の責任追及というほど大きくない、たかだか中小企業。目と鼻の先に経営者がいることは、プラス以上にマイナスのほうが大きいような気がする。

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じっくり読むと納得。心理学的に組織をみる能力をつけておくことも結構正しいかも。所詮、人間の集まりだから。大学の一般教養科目の心理学のリポート作成のために読み始めたら・・はまりました(笑)

組織の心理学 (有斐閣ブックス)

組織の心理学 (有斐閣ブックス)

 自然界の一部に人間の世界があるという世界観。そう考えていくと、人間なんてみみっちいもんだ。行き詰ったとき、ふっと私ってなに?の世界にはいったら・・・読んでみるといいかも。現代語訳でわかりやすく、学術語訳よりはうーんとわかりやすいです。基本的なことはやはり古代人々の考え方となにひとつかわらないですね。
老子 (講談社学術文庫)

老子 (講談社学術文庫)

 佐賀県出身なので、このくらいの知識はあります(笑)ですが、曲解された部分もあり、再度読んでみました。とてもわかりやすい解説なので、はじめ葉隠を読む人には超お勧めです。
葉隠 (現代人の古典シリーズ 4)

葉隠 (現代人の古典シリーズ 4)