30日までに

 金曜日にわが部長に話をした、契約の件で再度の話し合い予定。色々な条件を出してはくれたもののこの一年半を通して見えたものは、弊社の成長力ではなかったというのが私の実感。上もいない下もいないような位置付けで、果たしてこれから「部」としてやっていけるのか、それ以前に、彼らが求めている責任者像というのがさっぱりわからない。少なくとも、新しい部署を作るのなら、理想とする責任者像を出すべきだ。あなたがつくりあげればいいなんていう、抽象的な表現は、まるで経営理念の合唱をしているようなものだ。
 あってないようなもの。唱えてるだけのもの。社員が体現化できないようなら、なにも意味がない。自分たちの都合のいいことばかりしか言わず、肝心なときには、責任のがれと相手のバッシングしかないこの会社をどうしていこうかなんていうモチベは・・少なくとも私には生まれない。
 教えて欲しいくらいだ。社員のレベルなんてそう簡単にはあがらない。上がらないことがわかっていて適当な人材を選択している責任はどこにあるのか。その社員ができないからといって、教育という言葉で一掃しようなんて考えること自体愚の骨頂。教育は、一定のラインがあってはじめてなされるべきものだ。
 足し算や引き算ができるだけの人材しか集めないような企業に、何がうまれるというのだろうか。あれこれかんがえても仕方がないが、人に興味がない会社につかえようとする気持のほうがおかしくないか。
 ひきつけられるものがない企業ほど、色がでないというがそれは本当だと思う。魅力的な会社は、魅力的な社員が必ずいる。その人がいるからこそ、自分もいたいとおもう・・という人が必ずひとりはいるはずだ。
 日ごろ無責任な人から、責任の所在を問われるとはおもってもみなかったぞ。どういう神経をしているのだろうか。この仕事をキミにまかせたい。だからうちに入ってほしいというアピールがあるのが最近の会社だ。それがなく、ただ前任者二人が一度にやめるから、だれかいれないと・・の感覚でいれてもらったわたくしです。
 「まあ、やってみたらいい。私は他人には興味ないから。興味あるのは、売上だけだ」と、初日から面とむかって私にいった社長さん。いまさら私に何をしてほしいのやら。
 第一印象は10秒で決まるというのが、私の感は間違っていなかった。ここにいることは、プラスにはなりえないと感じた。