独りでいると・・

 いろいろなことを考え、思い出してしまう。最近つと、母親が座敷に座って一生懸命に勉強していた姿が目に浮かぶ。私たち記姉弟は、そういう母親を見て育った。何をしても上手い。何をやらせてもほぼ完璧。通信教育は山ほどやりとおし、すべてが師範級。お花も着付けも免許をとり教室もやってみたりした。トレースをやればしっかり検定試験も受けている。最期に頑張ってやっていたのが医療事務。これが基本となり、会社を興した。いまでもその会社はお友達がやってくれている。感謝。
 父は港湾建設で働く船員で船長。ほぽ一年に数回しか帰ってこなかった。かえってきても数日でまた仕事にいく。私たち姉弟はあまり父というイメージがいまだにわかない。奔放で自由気ままでほんとに勝手な人。いまだにそうだから手におえない(笑)
 そんな留守中の家を守っていたのが母だ。祖母も同居していたため男手は弟一人。だからとっても強い。精神的にも強い。ここで父が仕事にでかける朝必ず弟に言うセリフを思い出す。
  「おまえは男の子だから、ちゃんとママを守れ」
小学生の子供に言う親父。今思えばやっぱりかっこいいよな〜(笑)早朝でかける朝、必ず私たちの寝顔を見ていく父だったなあ。
 いまいろいろな事件が起こり過ぎているような感じがする。子供は親の分身ではないと私の持論。だから、私に2人の子供ができたとき、一番きをつけたことだ。私の分身でも夫の分身でもなく、一人間として育てないとなあっと。しかしだ、現実は難しい(笑)いまおもえば、あんなこといっちゃダメだったよなあとかいろいろ考えて反省(^^
 子供のストレスも限界にきているようにおもえる。先日もファミレスで母息子が食事していたが、とにかく母親がうるさい。私が見る限り、夫へのストレスを子供に向けているような感じだ。これじゃあたまったもんじゃない。ひとつひとつに難癖つける母親。聞いているこっちが腹が立ってくるほどだ。
 子供の可能性というのは無限大だ。狭い視野をもって接している親や大人たちのほうが一番病んでいるように思える。
・・・・・・・とこんなことを考えてる日曜でした(笑)