満月夜に哲学チックな私

 何にも考えないで、毎日起きて〜仕事いって〜帰宅して〜ご飯たべて〜お風呂入って〜寝る→元に戻る・・を人生80年の中で繰り返していたとしたら、そういう人ってどんな人なんだろう。とふと考えた。
 夢を持て、夢に向かって進め、目標は何か、立ち止まってはいないか、先に進め・・・って、そしたら人生幸せなのだろうかとふと思う。 マーズを見ながら(笑)
 家猫は、ご主人さまからご飯をもらい、昼間いないご主人様のためにお留守番=昼寝し、ご主人さま帰宅したらゴロニャンで甘え、ちょっと猫じゃらしで遊んでもらい、お布団で一緒にねて→元に戻る・・な人生だ。せいぜい15年でしょ。それを繰り返したら、そういう猫ってどんな猫なんだろう。。とは考えないよなあ。(笑)こんな猫だろうってしか思わないし。猫の世界も外にでない猫なら猫の世界はないとおんなじだ。
 なーんて哲学ちっくなことを考えたりしている自分がなんかおもしろい。あ、私ってほんとはおもしろい人?
猫と人間では違うぞ・・なんてしょっぱなから分かっとるわい!とのツッコミはしないが、おんなじだよな。生きることには変わりはない。
 人間って、産まれた瞬間から死に向かっているわけで、死を通り越して生きてゆく人はいない。その一生の中で、達成感!!!といわれるぐらい味わえる日々というのは、せいぜい10年程度ではないかと思った。ならば、残りはなんぞや?
 嗚呼、なんだ簡単だ。食いっぱぐれない程度の収入で、楽しく毎日笑って過ごせばいいのだ。そうなのだ。それが若いときからそう過ごすのか、定年後からするのか・・人によって違うだけの話なのだ。そうなのだ。
 こんなことを考える秋の夜長・・・今日は99%満月。 そんな風情を感じながら過ごす夜もまた楽し。