日本語のお話

 今日もクローズアップ現代で、若者の日本語についてでした。読めない、書けない、意味がわからない。わからないものをわからないままでいる。というのが問題ですよね。言葉の重要性がわからず、日本語の意味がわからなかったから、仕事で数百万のリスクを負うことになったという話から始まった今日の番組。
 先般小売業での仕事で若いメンバに会うこともおおかったが、とにかく、マニュアルさえ読めないという店長の話に妙に納得したことがあった。新店舗教育では、システム担当者もPOSレジから始まり、バーコードリーダー、パソコンからの発注方法、店舗マシンの操作方法から閉店処理まで一応教えることになっておりました。ところが・・・です。とにかく店長たちが口々にいらつくといいだす始末(笑) 読めないならかけるか?というとまったく書けない。書いてみたら・・日頃文字を書かないから、字が下手。下手もかなり通りこしている人たちが多かったのがびっくりでした。
 私は子供時代、手紙を書くことが大好きで、週に何通も書いては出していました。いとこの女の子、老人ホームのおじいちゃんとの文通、ちょっと年上のお兄ちゃんとの文通などなど。おこづかいはすべて便箋と切手代にとんでいました(^^
 なので、字を書くことに大きな意味があると私は信じています。字は、そのときのその人の気持ちが凝縮しています。どんな気持ちだったか、というのがはっきりわかるのが嬉しい。
 読めないなら訓練しようというということで、番組に登場した会社のかたがたもすごい発想だと感心。あきらめるのではなく、育てよう。そういう姿勢、仕事をするということの初心でもあるなあとしみじみ感じました。