格差問題

 同じ時間に同じ仕事をして同じ賃金ではないということに対しての是正はすべだ。
といわれてますが・・ほんとにそうかしらと思ってしまう。派遣やパートを仕方なくやっている人もいれば、そういう雇用形態を望んでやっている人もいるわけです。自分が契約や派遣で仕事をしているのでよく現状を知っているつもりだが、正社員と同じ仕事をしている・・とはいえ、責任の所在がまったく違います。その責任をあえて「負わない」ことで立場を守っているパートや派遣社員もいるわけです。いろいろな考え方を持った人たちの仕事のやり方で、一律に是正で統一を図ろうとしてもそれは正直なところどうなのよって気がします。
 そもそも派遣法の規制緩和の時だって、なんでもかんでも派遣職種の枠の中に入れてしまった責任はどこにあるのかと問いたい気分だ。そういう時代の流れにそった?(私は思っていないが)対応をしてきた国の施策がここにきて、格差問題をひきおこしているではないのですか?と思います。
 言葉はわるいのですが、腹黒いおばさまパート社員だって沢山います。早くやめてもらいたいなあとおもっている派遣社員を切れずに3年も4年も抱えている会社もあります。この是正が現実化したとき、新卒で入社してくる若い人たちの就職意識も恐ろしく変わっていくことのほうが問題だと思います。
 まあそんなこたぁ考えていないでしょう、お上は(笑)