婦人科検診

 細胞診検査に。半年毎に婦人科に検診にいってます。ようするに、子宮頸がん検診ですね。私は数年前にこの検診をうけたときに筋腫が一個みつかってますが、できた部位がよかったせいもあり、大きく拡大化はしていないのでとる必要性もありません。
 先生の独特な押し方でおなかの上からさわって・・ここ・・・っていわれた部分をさわるとわかるんですね。びっくりしました。ほ〜。

今回その先生がふっとみせてくれた資料をみてびっくり!
日本の婦人科検診率23%だと。アメリカ、韓国、ヨーロッパ各国、フィリピンなどでも60%の検診率がでてるのに日本のこの数字をどう思う?といわれ、私もびっくり。認知率の低さでしょうか?という問いに先生は、民性がひくいんだよとの一言。
 最近の女性のはじめてのセックスは14-15歳と低年齢化していること。子宮がんについては、初めてのセックスからほぼ10年後から発症するということ、などを先生からきいてあらためてびっくり。その10年後というと、25-26歳のおとしごろ。結婚を考える時期でもあり一番女性のいい時期。先日もはじめて子宮がん検診にきた25歳の女性でⅠbという診断。どういうふうに伝えようかとほんとに教授たちと相談したんだよといわれてました。ここまでになると子宮どころか卵巣をとらないといけなくなる。片方残しても卵子が生成されるか否かはわからない。子供ができないどころではない話で。
 午前の診療時間終了間近で最後の診察だったので、先生がなんだかいろいろな話をふってこられた。
 
どうか、会社とか知り合いとか、若い人たちに話をしてくださいというお願い(笑)

私は、子宮がんで母を亡くし、乳がんでおばを亡くしています。ともに50代でなくなっています。
若い女性たちは、子宮がんになったらとればいい程度して考えていないのは現状です。正しい知識どころか、自分の体、それも女性としての産む性をまったく認識していない女性たちが多いのが悲しいところです。どんながんでも死んでいく人たちの苦痛と、ともに看護する人たちの苦悩は同じです。

死にたくなかったら検診にいきなさいと、近所のおばちゃんモード爆 で話をします。
若いなら年に一度でいい、たかだか1500円。
高額治療と死ぬリスクを考えればなんてことない金額。

ちなみに、20代、30代の子宮頚ガン死亡率は一昔前からすると、ほぼ2倍になりつつあるといわれています。
先生がおっしゃった民性の低さというのは、知識の低さと同時に豊かな国に住む日本人の心の低さ。
女性の社会進出と同時にかんがえるべき問題は山積み。その中にもっと女性という性についての認識を広げることも重要ではないのかとおもった一日でした。

ちなみにわたくし、年齢的なものも含めて半年に一度の検診にいきます。
いかなくなると、ずーーっといかなくなるというのも事実だそうです。(先生談) 
これだけ検診を続けるということはとてもいいことですよっとお褒めの言葉をいただきました。忙しい仕事続きで5年も検診をうけていなかったせいで母の子宮がんの発見が手遅れになったという事実をしっているが故、また、健在な父もいるので母と同じ病気では倒れたくないという気持ちも含め、どんなに忙しくても仕事を休んででも行ってます。

幸い、たとえその半年の間に不正な出血があっても、半年おきにやっているので、いきなり悪性のガンになることはまずないという安心感もあります。
こころの保険ですね(^^
後は乳がん検診ですが、これは別なマンモ専門のところでやってます。

女性の皆さん、絶対いきましょう!!検診。