にて。久々に105円本を購入。宮本輝さんの本ですね。大阪にいた十数年前はまっておりました(^^; 講演にもいきましたが、とってもおもしろく関西人だなあ〜と、九州からひっこしてきた私にとって大変楽しいひとときだったことを覚えています。
今回読んだほん。ずいぶん前のほんですが・・
- 作者: 宮本輝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/11/14
- メディア: 文庫
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だが、実は途中で投げ出してしまった。なぜか。佐和子の性格が、暗いから(笑)。もうさー、とにかくさー、ほんと元旦那の気持ちわかるわこれならってマジわたしもおもった。でも、人の気持ちはやっぱり誰にもわかんないわけで、ちゃんと少ない言葉でも声をかけて、意識をあわせることの重要性なんかをなんだかこの本で再度理解したような気持ちだ。思いやりすぎて、誤解を招きやすい人もいれば、話をしすぎて余計にどうでもよくあしらわれてしまう人もいる。言葉を発するって様々な受け取り方があるよな〜とか。筋道それましたが、宮本輝さんが描きたかった女性像ってほんとうはどういうものだったんだろうか。。いろいろな読み方があるが、肝心の題名となっているオレンジの壺・・よりは、私はこの出てくる女性たちの描き方に大変興味をもちました♪。