検診

 半年毎に実施している、子宮頸がん検診(細胞診)にいってきました。年齢的なものと、クラス3Aと数年前から結果がでているため、半年毎に受診。一年毎に拡大鏡検査(コルポスコープ)を実施。数年前から3Aで、進行はまったくしていないので、正直なところ消滅する度合いの方が大きいといつも言われる。これだけきちんと受診しておくと、いきなり出血があっても、驚くことはないと言われました。なぜなら、出欠=異常であるならば、半年毎の検査でしっかりわかるからと。まあそういわれればそうだ。
 婦人病のやっかいなのは、症状にきがついたときには、もう進行している場合が多いということ。どうもないから健康体だとは言いがたいということだ。婦人科の先生とは、東京にきてからのつきあいですから、10年。すでに10年みてもらっている。その先生が毎回嘆く。それは、日本女性の受診率の低さだ。東南アジアの中でも一番受診率が低いと。
 最近の若い人たちは初体験が早い。15-16歳ぐらいらしく子宮頸がんは潜伏期間10年。そうすると、ちょうど結婚を考え始めるころの25歳くらいに発症する。昨年受診したとき、「実ははじめてがん検診をした25歳の女性がすでに進行が2期で、どう説明をしていいのか正直迷ってしまった」といわれていた。子宮頸がんのクラスと進行度は別ものなので注意してください。進行度2期は全摘出に近いんですわ。これからという人生で全摘の判断を下すのはしんどくて、時折こられる東大の先生と話し合いをしたくらいだといわれていました。
 やっと、子宮頸がん予防のワクチン接種が解禁されましたね。全部で3回接種らしいですよ。早い段階で接種し予防できるということは技術の進歩でしょう。
 乳がん検診と同じく、自分の体くらい自分できちんと管理しましょう。彼氏や夫が見てくれるわけではありまんよーみなさん。家族の体を心配する前に、自分の体が本当に健康体であるのか一年に一度でもいいからチェックするようにこころがけましょうね。