THE21

 PHPビジネス誌だが、11月号『仕事ができる人VSできない人の話し方』というコピーにひかれ・・購入。ふむふむ結構おもしろい内容。
 その中で猪瀬直樹氏(作家)の【日本人は大人になっても「私はこう思う」というだけで、その根拠を相手にきちんと説明できない人がほとんどです。】という言葉には同意。根拠を話すと、話す人の言葉に対する自己責任を追及される。それが日本の和に反するというのだ。まさしくそうかもしれない。我が社でも、意見はいえというが、言ったらうちの会社にあっていないとか、すべてはチームワークなんだからとか、和がすべてだということを前面に押し出す。じゃあ、何も話すことができないし、何も論議できない。それで利益をうむための挑戦というのはできるのかというと・・黙り込んでしまう。ムニャムニャでおわってしまう。
 自分の言動に責任をもってはじてめ大人だとおもうのだが、まさしくビジネスの世界ではこの大人がいない。責任負うのがそんなに怖いのかと。責任負わないリスクの方が私には大きいとおもうんですがね。
 少なくとも、あなたは独りだからとか、うちは家族がいるからそんな挑戦はできないんだよ・・とかいうセリフははかないでくれといいたい(笑)というか、そんな会社にいる私はやっぱりおかしい!と思うのであった。
 独身であっても責任は自分ひとりではないのだということがよくわかっていない御仁がおおすぎ。私からいわせれば、家族がいるからとか、子供がいるからとかいってるのは、単なる言い訳でしかない。
 家族も子供いた(以前)わたしにとって、できないことはなかったというのが経験値。ならば、出来ない理由の一つにあげないでくれと。
 これ以上話すとなんだかジェンダー論になりそうだ(笑)やめとこ。