本日二次面接

 10時から、昨日の会社。本日は顧客先の担当部長との面談でしたが、実際は、席がはずせず・・その下にいらっしゃる方との面談。一言で・・『疲れました』というような面談でした。
 なにせ、無表情、早口。エンジニア独特の相手をまったく意識しない口調。聞かせるための話し方ではないということです。今日の面談では、いろいろなことを学びました(笑)
 ただ、①欲しい人材が明確であるため、質問内容の質が高かった
    ②そういう人の面談だと、バックに会社の『人』への対応、期待が見て取れた
というのが本日の感想。
 だから、認めた人にはお金を惜しまないという姿勢らしい。予算も今期何人という枠しかなく。何人だからいくら・・じゃないそうだ。
 入っている人をみると、さすがにベテランいやいやプロというべきでしょうか。完璧にエンジニア集団です。すご。これは顧客のもとでやっているあるソフト会社のエンジニアですが、私が所属する派遣会社一本でやられているとのこと。私は今回、そのソフト会社の一員として、顧客に接します。
 なによりもすごいと感じたのは、セキュリティをメインの仕事とした部署を立ち上げるということ。そのためには、ワーカーのエンジニアだけではダメで、その上にたち引っ張ってゆく人をさがしているとのこと。こういう点は、どこの会社でもありそうだが、実は・・ない・・(笑)
 なぜなら、セキュリティ部門というのは、必ずといっていいほど、どこぞやのシステム部門に吸収されており、兼任という形が多いからです。
 なのに!その専門部署と専門担当をつけたいという意向。目的が明確だからこそ、面談での質の高さは意欲の高さと見て取れた。
 ありがたいことに、部署をまとめるマネージャーとして適任という判断をしていただきました。面談では、正直言うと、冷や汗ものでした(笑)ただ、さぐっている雰囲気はあったので、これは曖昧な返答でごまかしは聞かないなーと思いました。だから、相手のペースから自分のペースへ引き込むような作戦を即行で練り上げ対応。
 手順です。

  1. 相手の話をきちんと聞く、頷くタイミングをはずさない
  2. 必ずメモを取る(面談では普通メモはとらないはずですが、ここでメモを取るのは非常に重要。なぜなら、人をひっぱるためには、次の相手に必ずつたえなくてはならないということ。把握できるのは頭だけでは無理。こういう観点から、『姿勢』を面接官に必ず見せておく。)
  3. 相手の話を途中で切る(矢継ぎ早に相手のペースにはまっていては、見も蓋もない。自分プレゼンがほぼできない。よって、ある程度のタイミングで、私ペースに引き込んでいく)
  4. 時折相手に笑顔で答え、相手に笑顔を作らせる(お互い緊張している場合も多いので、まずは、自分から笑顔で答える癖をつける。次に、相手を少しずつ和らげるような質問などをする。)

 という感じです。結構実は戦略的に面談を受けてます。こうやって『稼ぐ』ためのチャンスを作ります。面談最後のありがとうございます・・・のあとに双方で笑顔が出ればまずOKです。

 ですが!問題なのは、面接官の『意図』を読み込むだけの『力』が『自分』にあるかです。これが出来ていない限り、まったく通用しません(笑)