日本語

 日本の教育には、日本語のよさや大切さを教える教育はまったくされていないとおもっております。フランスなどは自国の言葉の重さを子供のころから教えられるといわれてますね。正しく綺麗なフランス語を話すことそのものが、パリのあの雰囲気とパリジェンヌの美しさに結びついているのではないかと時折おもいます。
 さて、なぜこの話題にいったこというと・・・外国語を学ぶと日本語が気になります。日本語を外国人に教えている人たちがたくさんいます。彼ら(彼女ら)は、どの程度の日本語の歴史とその音を理解しているのかと素朴に疑問を感じただけです。日本でも留学生が自国の言葉をおしえてくれてますが、果たしてその言葉はどの程度のものなのか検討がつかない。日本語を教えてる人たちは、日本語指導能力検定試験などというものがあるのでしょうか。漢字、ひらがな、カタカナ。音訓よみなどがある日本語は、そんなに簡単に教えられるものなのかなあ。
 指導するって難しいです。CADのインストラクターをしていたこともあり、説明すること、意味を伝えることの難しさ。いろいろ勉強になる部分が多くありました。指導する側の指導法がどれだけ大切かをよく知っている一人です。
 自分が今、韓国語を韓国人の先生からならっているのでふっとそんなことを考えたりしました。他国の言葉を勉強することは、他国の文化を知ること、自国の言葉を教えるのは、自国をよく知ることにつながるかとおもっておりますが、果たして、今の日本人は、どのくらい自国の文化をしっているのでしょうか。