今日の二冊

一冊目は、図書館予約、半年まってよーやく手元にきた本。

「頭のいい人」はシンプルに生きる―「快適生活」の方法

「頭のいい人」はシンプルに生きる―「快適生活」の方法

渡部昇一氏翻訳のウェイン・ダイヤー氏の著書。半年まった本だが、読んでみたら特別多く心を揺られる本ではなかった。というのも、ウェイン・ダイヤー氏にはもう10年以上も前に心を動かされる一冊の本に出会っていたから。自分が心がけていること、やっていることはすでにこの著書の中にかかれてあった。私は、表題のように「頭のいい人」ではないが(笑)シンプルに生きていると自負したい。多分、バブリーな時期に、自分の力で仕事を得て職となした時代を生き抜いたという強さがいまでもあるからだと思う。以下抜粋

・これこそが正真正銘の"クリエイティブ人生"
・「どうでもいいこと」にこだわるエネルギーはほかへまわせ
・「正解が一つ」のものはこの世にはない
・悩みはすべて「贅肉」になる
・「自分の価値」をどこまで信頼できるか

などなど。ポジティブ思考がすべてではなく、ネガティブから動かせるのは自分しかいないし、ちょっとしたことでポジティブモードへの切り替えができるようになると私は思ってます。ちょっと行き詰ってきたときに読んだらいい一冊ですね。

旧約聖書〈1〉律法―創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記

旧約聖書〈1〉律法―創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記

キリスト教がどうとかこうとかという気持ちではなく、必要だから読みたいとおもった旧約聖書。本日図書館で新刊棚にあったので手にとってぱらぱらと読んでみた。この本、旧約聖書翻訳委員会訳になっているのだが、いままでの紹介されている本の中で一番わかりやすい日本語でかかれているように感じました。創世記の部分は哲学を勉強するのにとても大切な部分なので、この本にであってよかったです。ただ訳しているのではなく、原文からどうこの日本語に訳したかというところまでしっかりと脚注で表記してある点がすばらしい。それに、本の構成がうまい。見開き内に必ず脚注枠をとってある。普通なら巻末に一気にまとめて・・というのが普通。その点、読み手に優しい本といってよいかと思う。