日本画の専門美術館「山種美術館」

本日朝から放送されていた、NHK新・日曜美術館をたまたまみたがために(笑)今日出かけることにしました(^^; 放送内容の日本画の数々については、今回山種美術館が前期後期と二期にわけて開催するもののすべてを案内されていましたね。
 実際、山種美術館は、ビルの1Fにあるこじんまりとした美術館。多くで50点程度しか多分展示できないスペースであろうが、結構これだけでもお腹いっぱい(笑)というほど圧巻な絵の数々でした。
 前期は、4/21-6/3まで、後期は6/6-7/16までなので、見たい絵がある方に行かれるか、二期とも見るかですね。今回の前期は、大好きな東山魁夷氏の『年暮る』が見れてよかったです。氏の絵は、静けさの中に音がかすかに聞こえてきそうな絵だといつもおもいます。今回の絵は、雪がしんしんと降っている音が今にも聞こえそうで心がほっとしました。
 また、上村松園の『新蛍』素敵でした。見入ってしまいました。なんて色艶のえる絵なんだろう。松園の絵の中で一番のお気に入りです。見惚れてしまいました。
 また、速水御舟の『牡丹(写生画巻)』の牡丹の華やかさと薄ピンクの配色がまあなんともかわいらしいというか、牡丹の美しさがかわいらしさに見えるのはどうしてか。あと、小倉遊亀の絵も久々に拝見できて嬉しかった〜♪彼女の椿絵は好きです。あととても気に入ったのが、横山操の絵。越路十景の中の『能生帰帆』。霞がかった海の風景。遠くに見える山。浮かぶ舟、手前の灯台のような景色。淡色ながらも、しっかりと伝わってくる何かがありました。
 後期では、小林古径奥村土牛の絵をじっくりみたいです(^o^)/ あと横山大観の『心神』神聖な面持ちの富士の絵をみたいです。

本日は、連休最後。雨日のためか人も少なく、良かったです。おまけに、半蔵門あたりは、オフィス街なので、連休中は人影はまばら。行ってよかったです。