親父の悪い癖

 で、だいたい、切羽詰ってもうどうしようもなくなった時になって、電話してくる。だいたいお金の問題。なのに、自分の都合が悪いときは、携帯電話も切りっぱなし。佐賀にいる叔父が心配して、私まで電話してくる有様。(-_-; 正直疲れた。
 私が下手に独身だから頼ってくるのかもしれない。弟のところにはまず電話しない。まあ子供の頃から、あまり中が良かったわけではないが、かといって、私のほうで処理できる問題じゃないケースが多く(-_-#)、辟易。
 貧乏なくせに、女と金の問題だけは、人一倍抱えている。まあ、九州男の『外面がよくええかっこしい』の典型的なパターン。これでどれだけ母が迷惑こうむったか。いい気なもんだ男は。
・・と親父を見て私はそう思う。自分でまいた種を子供たちに刈らせるのはやめてもらいたい。おかげ様で、食うものもないくらい金欠状態に陥っている。少ない預金も、親父の女の借金に消えていった。手持ち預金無し。この東京で頑張った意味は何なのか。時々むなしくなる。家族といえど限度がある。ええ加減怒りが収まらない。
 頭の切り替えをすればいいのだが、家族内問題だから正直矛先がない。ストレスたまる。こういう男を間近に見ていると、世の中の男を信用できなくなるのは当然至極だと思うが。まあそれと私の独身とは無関係だが(爆)これで幸せか・・と問われれば、ダレが幸せだって答えられるのだろうか。
 親を邪魔と感じる瞬間が自分にあったんだ・・と感じたときは、ちょっと悲しかったが、現実的な問題だ。それこそ、ええかっこして生活できるとはさらさら思っていない。親父殿、せめて寝たきりにはなってくれるな。それこそ、私の人生が終わりになるでしょう。