久々に仕事本

問題プロジェクトの火消し術

問題プロジェクトの火消し術

 昨年のいまごろ、某ハードメーカーにて、インフラプロジェクトの品質管理なぞをやらせていただいておりました。ここ数年PMOの存在が大きくとりざたされておりますが、どの案件に関しても大成功!でおわる案件はまずない。リカバリプランニングの繰り返しをしつつ、時間と労力とお金をやまのように投資して進めるプロジェクトもそう簡単にはリカバリできていないのが常。
 作者は海外でのたくさんのプロジェクトに携わり、さまざまな規模での経験から、現場に一番近い形での取り組み方法をうまく書かれています。わかりやすい上、ああそういうことかと関心することもおおいので、PMやこれからがんばっていこうというPLさんたち、小さな規模でも案件をまかされている若い人たちにもわかりやすいかとおもいます。
 やはりどんなプロジェクトでもおもうのですが、結局は人のあつまり
プロジェクトの成功?は心理戦をいかに制すかにかかっているのでないのかなあと、やっとこの年になってわかったような笑
[rakuten:book:11800521:detail] 某大学の通信教育部入学のため、書類のひとつに勉強したい分野の小論文を提出しなくてはならないために選んだ一冊。図書館でみつけました。グレゴリー・ペックの医療倫理の本のほうがわかりやすかったのですが、大枠をとらえるためにはこちらの小川氏の本もなかなかよいかと。倫理思想から、医療倫理に関する部分まで項目をわけて短文でかかれているのでちょうどいい。もっと深く勉強したいのなら、先のグレゴリー・ペックの本がよいかと。
 今回は表記の目的のためなので。