と題して、ちょっときになる言葉集にしようかと。(^^アラン(ペンネーム)の名前で知られるエミール・オーギュスト・シャルティエ。
悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。
- エミール=オーギュスト・シャルティエ(哲学者) -
そうだそうだと思ってしまった。がこれを哲学者が言うと、まさしくって感じですかね?この言葉の前後を知りたくなった。デカルトとの言葉同様、名言の前後の背景は重要だからだ。
・人間はだれでも、きわめて単調ではあるが人の命令に従った労働よりも、自分でつくりあげ、自分の意志でまちがえることもある困難な労働のほうを選ぶだろう。最悪の労働は、親方が邪魔したり中断したりしにくる労働である。(幸福な農夫)
・自分で自分をさいなんでいる人々のすべてに、わたしは言いたい。現在のことを考えよ、と。刻一刻とつづいている自分の生活のことを考えよ、と。(短刀の曲芸)
・幸福だから笑うわけではないのだ。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい。(友情)
・エゴイストが悲しいのは、幸福を待っているからである。よくありがちな、ささいな不幸がなにひとつなくても、倦怠はやってくる。(幸福は寛大なもの)
『幸福論』から抜粋。一度読んでみたい。
- 作者: アラン,Alain,神谷幹夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1998/01/16
- メディア: 文庫
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