20歳

 大人の仲間入りですが、仕事をしている若者はもうすでに大人の世界での責任感を持ち日々暮らしているとおもうが、こと学生に関しては、実感がわかないであろう。社会的責任が発生し、事件を起こせば名前もでてくる。去年までの10代とは違うのだという認識を持たせるのは難しいであろう。毎年恒例?になっているのかどうか知りませんが、あほらしい騒ぎが各地で起きている。大きなことを起こせば目立つし話題にもなるという安直で幼稚な考えかたをもった一部の若者によるものとはいえ、様々な気持ちをもって出席している若者たちもいるはずで、そんなことを考える頭もないのであろうか。なんとも情けないとしかいいようがない。社会がどうあっても、人として育てられ、成長過程に様々な人との出会いがあり、良くも悪くも様々な影響を受けながら皆が成長していく。自らの意思と発言にもとづく環境が最近はないのであろうか。家庭の中でも学校でも社会でも、常に居場所をうしなっているような若者が多いように思えて仕方が無い。
 子供に関していうと、どんなに叱られても子供の逃げ道は用意してあげておかねばならないと私は思っていた。我が子と暮らした期間は短かったが、叱るときはどちらか一方は必ずフォローする側に廻っていた。二親がそれぞれ叱っていたりしては子供の意見に耳を傾けることはまずできない。
 今の若い人たちの親は多分私と同じ世代でしょう。育った時代は同じはずだが、やはり世相に振り回されてしまうことも否めないとおもう。だが、何が正しく何が悪いか、何事も限界があるということを教わっていた世代だとおもうのだが・・。
 これから社会にでていく新成人の人たちがまた子を持ち親になったとき、どんな社会がまちうけているのであろうかとちょっと考える一日です。まずは、おめでとう!ですね。(^^