失業35日目 トム・ピーターズ

(写真は、今日の夕焼け)
久しぶりに1995年発刊のトム・ピーターズの『経営破壊』を読み直した。何かにぶちあたった時に読む、W・ダイアーの『自分のための人生』と同じぐらい好きな本である。ここ2年の間、正直自分の好きなこと、やりたい仕事をしていたわけではない。ご存じの通り、リーマンショックからの不景気状態の波で、日本においても雇用状況が悪くなっていた時期だ。正直派遣業界の仕事についても、大きくとばっちりがあり、紹介案件もほとんど底ついた状態だったんですね。なので、とにかく食いつなぐという意味で頑張った2年でしたが、それなりに今までであったことがないような人にも会えたし(ほぼ悪い意味)、やりたくない仕事もやってみた(笑)でもこうやって終わってみると・・正直空白期間だったような気分しか残っていない。なので、ちょっと景気づけに、またまた引っ張りだして読んでみた次第。以前ほどのパワーが自分に宿っていないという点では、今の状況は私らしくないといえるかも。仕事が楽しくなければ、プライベートにも張りが無くなるというのが私のパターンなので、昔ほどのバイタリティはないのかもしれない。集中力も途切れてしまっているし、なにぶん落ち着かない。

自分のどういう能力を発揮して名を売りたいか

ここでいってるのは、”飛び抜けた潜在能力”を自ら生み出せということ。それは、自分の強みをみつけろということです。社会的に、カリスマな人になれとは行っていない。あくまでも、自分を売り込めるだけのものを見つけ出せといってる。何度この本をよんでも私はこのフレーズに線を引いている(笑)
 でも今の自分は、それをみつけようと想うだけの気力がないというところが問題だとおもっている。しばし考えてみよう。