愛とは

死にゆく妻との旅路 (新潮文庫)

死にゆく妻との旅路 (新潮文庫)

 40-50代の方へのお勧め本。泣きます。失ってはじめて気が付く伴侶への愛情。それを失う前に気が付けば・・・死に向かう時間を有効に使うことができます。この本で得るものはたくさんあると思います。私の母も末期がんで余命半年といわれたにもかかわらず、一年半も長生きしてくれました。それは仕事を辞め、母の看病を毎日やってきた父の力と私は今でも信じてます。一緒にいるときは、離婚したいだのあーだこーだのと、どこぞにでもいる中年夫婦だったのですが、亡くなる直前は、毎日手を二人で握り合っていました。愛ってなんでしょか。どんな他人話よりも、わが両親を見てつくづく感じました。この両親のもとに生まれたことに感謝してます。