放送大学

 昨日、ぼーっと放送大学を見ていたら、「韓国朝鮮の歴史と社会」という講座があっていた。あとでHPでみたところ、人間学の中の一講座だった。4月に入り初日だったためラッキーだった。1学期15回にわけてある講座だが、とても勉強になった。6人のいろいろな大学の先生方が講座をされるのだが、日本寄りの歴史ではなく、韓国/日本双方からの歴史分析という感じか。韓国の大学の教授の方も出ておられてなかなか面白かった。たまにはこういった番組をきちんとみておくことは重要だ。おりしも、ユンソナ発言が少なからず問題になっていることにたいして、ちょっと気にはなっていた。聞いただけの狭い教養で信じ込み批判することは容易だが、それでは感情論に入るだけでよろしくないと思う。客観的に歴史をみていくためには、双方の国の歴史を素直に取り込んでいく許容も自分には必要かと思う。韓国語を勉強するには、言葉の背景にある歴史/文化は絶対的に必要だ。それはどこの国の言葉を勉強するにしても当然だと思っています。
 ですが、日本人は正直ユンソナが言うように、近年自国の歴史に興味を持たない若者がいるのは事実です。これは日本人にとっては恥ずかしいの一言ですね。そういう教育をしてしまったことに対して反省はすべきだと思います。
 無知の知、大切ですね。ソクラテス万歳(笑)