人生

 私の人生ってなんだったんだろうと、先日の某外資系会社での面談を終えて家路に着く前に珈琲を飲んでいるときに思った。後悔しているのではなく、もし20代に結婚していなかったらどんな生活をしていたのだろうかとふとおもったりした。
 よく考えると一番人生で楽しいといわれる20代早々に結婚して30代になるころには子供が二人いて、上の子はすでに小学校入っていた。離婚したのが32歳。そのころ同時に母の末期がん宣告。二年後に母は亡くなり、そして一年程度なんかフツフツとした思いで、実家暮らし。そして37歳で九州脱出、東京の会社に転職、そして今年で8年目。自分でも思うが、女40代でこの業界(IT)にいることが自分でも不思議でならない。深い深いテクニカルスキルがあるわけでもなく、ただ幅広い視野と決断力しかない自分が今日仕事ができることそのものに一番びっくりしているの自分だ。毎回、案件をいただいて面接にいくのだが、そのたびにいろいろと考えることも多くなってきた。
 特に、自分も年とってきたが(笑)田舎のオヤジのことも実は頭のすみーーっこにはある。まあ相変わらず元気すぎる人なのだが、やはりいくら元気といえど、70代を一人にしておくにも限界があろうかと。そういうことを考えると仕事の幅をどのくらいこの東京で広げていくかを考えるときにストップがかかってしまう。ん〜悩ましい。かといって、この年齢で九州に戻っても、まず仕事がないなあと。となんだかんだと考える時期にきているのだ。
毎年毎年そう思いながらあっというまに8年。このまま独り?それとも?と考える余裕なぞまったくなく(笑)まあ日々元気で暮らせることをありがたく思う。
 と時間があればあるほど、いろいろな悩みや問題があふれてくるので精神衛生上よくないですなあ。うむ。

まあいっか。悩んでも仕方が無い。