冒険ってなんでしょ

 ベンチャー企業。どうもやはり私には合わないような気がします。大手にいらっしゃって、??と疑問を感じた仕事を自ら立ち上げた・・という方が多いようです。が、やはり私がおもうに、彼らはやはり大手社員だった・・ということ。ベンチャーでお客様に最適な環境をよみ身近な立場で、といううたい文句をいわれますがこれが私にはしっくりこない。ほんとにそう思っているのですか?と感じることが多いから。実際、面接などをうけてみるとよくわかる。そこまで熱くあなたの気持ちに賛同できないなあ〜というのがほとんど。若い人なら、すごいなあ〜とかおもうかもしれませんが、経験が邪魔をしているのかベテランだからかそれはわかりませんが、やはりそんなに簡単に経営者の意見に熱い思いをいだける人がいるのだろうかと。
 そもそも、私は結婚直後からフリーで仕事をしていた人間。自分で営業をし、下請け作業を8年程度あの大阪でがんばっていた人。それもそのときは結婚しており子供もつれての営業でした。そんな経験の積み方を理解できる人は正直いないおもいます。かのベンチャー幹部さまも、大手出身、外国大学でMBAをとられたとかなんとか。そのような学歴キャリア、経験キャリアの人が、私がやってきた経験とそれから生み出された人間性を読み取れるとは正直おもっていない。実際に話をしてもやはり無駄だったとかんじたことも多い。
 仕事をし納品もしたが、請求した金額がまったく振り込まれず、会社にいってみると、なんと空になっており、ぼったくられたことは何度あったか。若い25歳の年齢の時期にそういう底辺の仕事をしていた人間の気持ちをどのくらいこの人たちは理解できるのだろうかと考えるとやはり無理だと感じた。
 それに、かれらが熱くなれるのは、大手の社員でやってきたことへの裏返しの部分をいまやっているからじゃないだろうか。経営者といえばかっこいいが、会社をたちあげただけではその本質は発揮できないとおもう。持続継続的な会社でいられるか・・・が私の観点。
 今回は、派遣会社から紹介されていたのだが、やはり自分で探してきちんと理解かみくだき、自分自身の判断が明確にできる会社に自らから応募することが重要とおもった。

 別な意味でいい経験でした。

ということで、仕事は今のお仕事を延長しつつ、韓国語など次のステップにむけた趣味、勉強を中心の生活にきりかえようと決意した。