図書館

 なぜだか本日図書館、勉強する席がほとんどない。ひぇぇぇぇ〜。せっかくきたのに。というわけで、研究室というブースを借りました。ここは、タダ勉強するブースではなく、パソコンがおいてある2時間かりられる個室で、何かしらの研究などをする場所として提供されています(2時間ですが)。ここで、大学の社会科学持論のまとめと、参考文献を再度checkしておりました。
そして本日一冊かりてきました。社会科学とは違うものですよ^^ 宗教と倫理についての本です。手にしたのは、なぜだか小坂国継先生の一冊。なんかこの先生の本手にすることがよくあります。

自身が抱えていたことに関してのグリーフケア的な意味合いもあり、慶應通信の哲学を専攻としたのですが、死生学の観点から様々なことを考えたり本を読んだり、緩和ケアやグリーフケアの他大学の講義などにも出席、講演なども積極的に聴きにいってたのですが。。。ここにきて、人間が根本的にものごとを考えるにあたり、その根っこにあるものは何かと問い詰めていくと、宗教にたどりつくんですよね。敬虔な宗教徒は多くはないと思われる日本で、それでも生活の中で、倫理や道徳の観念にあわせて結果をだそうとするとき、自分の中の芯の考え方にはこの宗教がなにかしら関わっているのだと思います。それは、生活の中に溶け込んでしまい、意としない瞬間にでてくるものでもあるような、そんな漠然としたものが心の中にひっかかっております。死生学における、人生の最終地点の死をどのように迎えるかと考えるにあたっても、人間の限界地点の思想に少なからず影響をあたえているものであろうと私は考えています。人間が意識する、道徳的な部分や倫理的な部分に関して宗教はどのような影響をあたえているのかとおもっていたところ、この一冊に本日出会いました。まだ読みはじめですが、しょっぱなから反論したくなる文章にわくわく感ありきです。