- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/09/06
- メディア: 雑誌
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あまりにも内容が濃すぎて、先にすすまないんですが(^^; 福岡伸一さん、ありがとうって感じです。今回特集になっていますので、COP10の前にいかがですか?
映画監督の森達也さんの「鯨とイルカをめぐるこの国の認識は、少なくとも現状として、生物多様性を論じるレベルにはまったく至っていない」という締めの言葉はずしりと重いです。私たちは、実はジャーナリズムによるその有り様をそのまま受け入れてしまっており、自身が正当な評価を成し得るほどの知識もないということに気づかされます。何事もきっかけができれば、後は自身の知識と見識を大きく広げていくことが大切ではないかと。今回この雑誌の記事を読み、つくづく偏った自分の認識を感じざるを得ませんでした。
絶滅危惧種の存続のために、他動物の数の操作というのは妥当性があるのかと。生き物は常に人間も含めて、すべて他の生き物との共存の上に成り立っているのであり、人間主導の考え方は、西洋のものの考えかたを正として進められている点が私には解せない。
分子生物学者の福岡伸一さんが長崎の養蜂家久志(ひさし)氏と対談していたのだが、この内容がおもしろかった。久志さんはニホンミツバチの養蜂をされているのだが、皆さんニホンミツバチって知ってます?(笑)ニホンミツバチの蜜はめちゃ高いぐらいでしょうか。ニホンミツバチと一般に日本にいるセイヨウミツバチの違いってわかります?知らないですよね(私ももちろんわかんない)。ミツバチは、花から花へミツをとりながら、花粉の受粉の手助けをしてくれてま〜す・・なんて程度(笑)でも、花=すべての花っておもってしまいませんか。実は種が残らない花のミツは取りに行かないんですって、ニホンミツバチもセイヨウミツバチも。そうやって、実はちゃんとミツバチの小さな世界でも生命操作されているのだということに気がつきびっくり! ←またまた単純
人間って生き物の中で一番知恵があり賢いなんてうぬぼれている動物だけど、実は一番何も知らないのではないかとおもってしまいました。(^^;
ということで、たまにはこんな内容の雑誌もどうでせうか?