三連休も終わり

 特別に何をするわけでもない三連休。
仕事では、年度末、職場の人事異動でにぎわい、反面外部の人間はそんな悠長にイベントに一喜一憂するまもなく、淡々と仕事をこなす毎日。3/31までなんと落ち着かない職場の方々。
 そんななか、休みの日でもいろいろと頭がリセットできず、考え事。パソコンに向かえばとりまとめの資料構成を考え、委員会突破のための補正資料を素案している状態。とどのつまり、正規職員がやるべき仕事のほとんどが実はできておらず、派遣社員が業務委託者がやっている現状は、どこの自治体でもよく聞かれる話だ。毎回議員さんらからは、その話があがる模様だ。外部の人間にやってもらって一体職員は何をやっているのか?と言われれば、職員は答えようがない。なぜなら、自分たちの事務処理能力がないからだとは到底言えないからだ。それでも、予算組みは毎年同じようにされていく。
 一般企業であれば、すぐに解雇にされるような人が実は残っていたりしている。おまけに係長やそれ以上の管理職を希望するあるいはなれる人はごくわずかであり、ほとんどが一般職員。企業なら、ただの平社員。50過ぎても管理職経験、リーダー経験がない人が8割を占めると考えると、どう思いますか? 部下の指導は自分たちではなく、管理職あるいは上司の仕事だと思っている人達ばかりです。若い人に教える術以上に、自分たちの仕事のやり方さえも満足にできていない。
 一体何にお金をつかっているのでしょうかね。

今、受けている仕事は、業務改革に実は近い位置にあり、大きなうねりを作る立場にいる。職員がやらない、いやできもしないことを外部の者がやるのであれば、それは職員は不要ということだ。
チャレンジという言葉は、この方々には一切ないとみていい。

なので、行政そのものが大きく変わるということはほとんどないと思ったほうが良い。

毎日どこかの部署で必ず、おじいさんやおばあさんらが怒鳴りにくる。
聞いていると理にかなっており、うなずける。
わが職場で国民のために働いている、意識している人なんて一握りですよ。怒鳴り散らす人たちをいかになだめるか、いかにごまかすか、いかに何もしないかを考えるのが彼らだと思ったほうがよい。

自治体は、何もアクションしないことを前提に考えるため、やること前提での話し合いは解決しない。平行線とはこういうことだと実感した。企業人は、問題の解決のためにいろいろと知識を駆使し、解決していこうとする。が、自治体は違うようだ。話はききますがポーズのため、やらないことに真剣に取り組むなんていうことはしない。そう思ったほうがいい。

さあ、明日からまた仕事が始まる。リセットできていない脳みそに今日はいったん区切りをつけよう。(笑)