人間はいつから、『加減』を忘れてしまったか

 猫は、子供の頃早い時期に母猫から離してしまうと、じゃれあいからの噛みの加減を学ぶことができず、攻撃的な猫になります。猫自身はきがつかないのですが、この噛み加減が訓練されていないため、本人はじゃれあって甘噛みしているつもりでも、本気で噛んで、相手の猫の急所をかみきってしまい殺してしまいます。
 猫と人間を比較しても仕方がないが、最近人間の『手加減』さができていないのではないかとおもう。言葉でも暴力でも常に攻撃的に感じます。いったいどうしたもんなんでしょうか。
 子供の頃からのいろいろな年代層の人間とのつきあいが薄くなっていることが原因なのでしょうか。一概ではないにしても、手加減ができないのは本人のせいではない部分も大きいように思えたり。
悲しい事件が多いですね。ぞっとする事件。恐ろしい事件。でも共通する部分があるように思えます。どうなったんでしょうか、日本人は。