血縁

 この数日、亡き母の生い立ちがわかるような書類をいただき、生前聞いていた内容を思い出しながら、母の過去、祖母の過去におもいをはせていました。
聞いていた内容とのくい違いが多少あるのは、子供に話しをするときの親の配慮だろう。
 人が生まれて死んでいくことは、それぞれの人生さまざな困難、苦労があり、そのときの時代での人間模様が垣間見られ単純な家系図の重みをこの数日感じてました。
 母の生い立ち、弟、妹との母との関係は、かなりわからないことが多いのですが、母も生前語ることが少なかったので、よほどの苦労があったのでしょう。
 長生きなんかしたくないと、よく口にしていたのには、何か意味があったのか、その通り59歳で亡くなり10年の歳月がながれました。
その10年目にいろいろなことがわかり、生きることの意味を深くまた考えることになりましたわ。