超おもしろいです!

なぜ女は昇進を拒むのか――進化心理学が解く性差のパラドクス

なぜ女は昇進を拒むのか――進化心理学が解く性差のパラドクス

 図書館で立ち読みしていてあまりにもおもしろかったので、借りてきました。いや〜おもしろいったらありゃあしない(笑)最近、難しい本ばかり読んでいたので、ちょっと軽くしたいとおもって読み始めてみたのですが、のっけから笑ってしまった。いや、笑ったのは内容も然りなのだが、女も社会人として仕事をはじめて25年以上もたてば、いろいろとありますがな(笑)ということで、経験値にのっとった笑いといったらいいでしょうか。先日、女性の仕事に関しての賞味期限なんてちっぽけなもんです・・なんて書いてみましたが、まさしくそれが当てはまるような内容。私の考えは間違っていなかったなあ〜と。気晴らしに、女性の皆さん読んでみてはいかがですか?
 男女雇用機会均等法が施行されてはや20年以上もたちますが、勘違いしている女性が多いと思います。男性の業界でも女性が入り込める雇用"機会"が多くなっただけのことで、"平等"ではないのですよ。そこを大きく取り違えている女性陣が多いと感じます。細木和子先生の話ではありませんが、男性と女性の役割はやはりちがうんですよ。女性はそこに土足で入り込もうとして結局無駄足になることも多かったと思います。この本の「なぜ女は昇進を拒むのか」という邦題をみて、私は、「当たり前やん」とつぶやきましたわ(笑)この当たり前やんって真からつぶやける女性は何人いるでしょうかね〜。
 女性は男性の仕事の広さと深さに近づけば近づくほど、モチベーションが低くなり、ますます昇進なんて考えなくなる。ましてや、昇進して定年まで仕事をすることに何の意味をなすのか、と考えるのが常でしょう。では、なぜそう思うのか、その問いに答えてくれる内容の本です。キャリアプランを考えて、それに向かって勉強し、自分の知識を広くしていくことは無駄ではなく、大いに賛同します。ですが、男性のソレとは違いますよね。結局女性のそういった探究心は、実際の仕事に結びつけ長く続ける力にはなていないような気がします。
 今キャリア形成で悩んでいたりする貴女^^ ちょっとだまされた気持ちで読んでみるといいかもよ〜♪