3/3 父逝去

2020.03.03  父逝去

 前日の夜から、3/3の夜中にかけて父が入院している佐賀市の病院から電話がありました。いつものように2/29~3/1にかけて介護帰省をしており、3/1の日曜日に東京に戻ったばかりでした。

 珍しく父は、近くのセブンイレブンで買った肉まんをとてもおいしそうに食べ、おいしかった~といってまた眠っておりました。もうずいぶんと弱っており、ごはんも食べなくなり、お部屋のトイレにも歩けなくなっていました。でも血液検査などによる特別な変化もなかったのですが、まあ年齢的なものとあと衰弱しているので急変する可能性もありますが‥という話でした。

いつものように看護師さんたちにお礼をいいつつしっかりと連携が取れるようにいろいろ手はずを整えて、東京に戻った次第です。

さて、またがんばろうと思っていた矢先に病院からの電話で、3/3になってすぐ、天国の母のもとに旅立っていきました。

 約2年前に腹部大動脈瘤がみつかり同時に肺がんも見つかりました。動脈瘤は早く手術しないといけないくらいの大きさですでに危ない状況でしたので、すぐに入院手術でした。こちらは本当に難なく無事に終わり回復も徐々に良くなりました。肺がんのほうは幸いにできた場所が背中側だったせいか、苦しくなることもなく、最後まで、つらいとかしんどいとかいう言葉を聞くこともありませんでした。

 母が平成10年に亡くなり、23回忌の今年、年男だった父は、あっという間に一人で旅立ちました。あの日、いつもとの変化に気が付いていたらもう数日居れたかもしれない。そう思うこともしばしばです。でも、自分たちでできることは精いっぱいやったつもりなので、悔いはないです。

私も1月に手術をして退院後、父は心配してはいたのでしょうが、あれこれと聞くこともなく、じっと私の顔を見ていました。ひたすら私のわがままな人生を陰で支えてくれ、数年前に分かれた子供たちに再会できたことをとてもとても喜んでくれていた顔が思い浮かびます。

 

もうすぐ百か日です。

いまどこにいるんだろう。母と23年ぶりに話ができているかな。おばあちゃんや先に逝ってしまった叔父らに会うことができたのかしらと。写真を見ながらいろいろとおもう日々です。🍀