運用設計

 たかだか運用・・なんて考えていたら大間違い!と自分が運用設計始めたとたんに理解することができました。ちょっと遅い(笑)ネットワーク設計で足回りが固定でき、サーバ設計ができあがれば、それにあわせて運用を考える・・でend。と安易に、そう超安易に考えていた。そういう点では、今回の仕事、自分の考え方をかえてしまうぐらいの仕事でした。
 ・入退室認証・windowsログイン認証・IEEE802.1x認証 の3つの認証がからむ上・・
 ・ウィルス対策(Winny対策含む)があり
 ・パッチ関連のupdateもあり
 ・ファイルサーバはStorageSVとなり
選んだ製品メーカーは、IBMとアライド。社内はギガビットイーサ、インターネットは光1500。IEEE802.1x認証は、ソリトン製商品を利用。これら一連の流れと全体俯瞰図が読み取れた上で運用設計にはいるのだが・・。そもそもサーバ設計ができる人間がわがプロジェクトには入っていなかった・・当初は。これが最大に足をひっぱることになろうとは、だれもおもっていなかったみたいで、(私は当然最初から吠えてましたが)大変な作業を強いられることになりました。かくいう私も、
 ・ファイルサーバ設計
 ・監視サーバ設計
 ・セキュリティポリシー設計
と仕事が3つ!も増えました。(-_-;
 当初の考え方では、サーバRAID5構成(まあ妥当な線)でバックアップシステムはとりいえれない(へ?)ということでした。なぜ?という私の問いに答えられる人はおらず・・顧客への満足貢献にはほどとおーーい内容でした。私はこの構成にプラスバックアップデバイスの追加を支持。そのために、理論的な説明が必要となりあれこれっと話をし、基本設計書を作成したのでありました。が!人の話はきちんと聴いてね!といわなきゃいけない事態が発生。
 テープドライブ1個ってあーーた・・・どういうこと?
の事態。費用がかさむから・・の理由にCS的考え方は一切なしという結果に。こういうことをふまえながら、運用設計をしなくてはならないことそのものがもうおかしいほどで。。。
 各々のタスクスケジュールもまったく出来ておらず、統率ができていない。情報が氾濫しすぎで・・各々の”思い”だけでことがはこんでいくプロジェクトは、当然進むわけはなく、out!
SIer側で仕事をするということは大変だ。いい経験になりました。