仕事前に備えて

 迷いがあるとき、自分にちょっと自信をなくしたときに毎回読む本があります。その本を今日ものんびり読んでおりました。必ずマーカーペンや鉛筆などで自分がおもっている部分に線を引いて読むのが癖。毎回違う色でつけてみると・・・前回あるいはその前にどんなことを自分が一番答えを欲していたのかがわかり面白いものです。あるいは、同じところに何度も別な色が付いていたり。自分を見失いそうなとき、反対勢力が強くなるときは同じような行動を私はとっているように思えます。
 社会人になって20数年。男女雇用機会均等法労働基準法の改正、派遣法改正、消費税導入、情報セキュリティ関連、J-SOX、携帯セキュリティなどなど様々な法改正に伴い、IT業界も同様に変化し続け、ただ開発ができプログラムがかける、サーバの管理ができるといいう程度ではなくなってきたのも事実です。
 以外と知られていないのがこの法改正に伴う、IT業界の動き。現在は、パソコンがない会社はほとんどといっていいほどないでしょう。それゆえ、管理するものも、幅も広く大きくなってきました。この業界で生き残るには、自分の価値が社会的にどの位置にいるのかを自覚しなければならないと私は思ってますし、そういう行動をいままでとってきました。
 年齢的にも、もはや現場で手足で動くことなどを社会は認めては折らず(笑)やはり年相応の仕事が必ず回ってきますし、その年齢にあったビジネス力を持っているか否かを問われることが多くなりました。しかしながら、まだまだ現場でやりたい!と望む人たちも多いため、反対に管理する側の職種が枯渇しているほど。窓際ではんこを押していればいいようなことはもちろんまったくなく(笑)プレイングマネージャーとして様々なことに対応しなければならなくなっていっているのは事実です。
 水曜日から始まる仕事に対しては、できるかなあ?とちょっと半信半疑で面談にいった会社ですが、その場で言われた『できますよ』という言葉にほだされ(爆)やってみることにしました。というか最終的には私の判断ですが。やっていて損はない職種であることには絶対間違いない。
 ということで、しばらくは仕事の話題になってしまいますが。。(そういえばここのところ仕事の話をほとんどしていない)

『自分のどういう能力を発揮して名を売りたいか』

トム・ピーターズの大好きな言葉です。あれは経験ある、これはできるというのは、それは自分の本当の能力か?習えばだれでもできるようなでありそれは能力ではなく、ただのスキル。
 スキルと能力をわけて考えろという意味でもあります。私がほしいのは、スキルではなく、自己能力を追求した結果、私ならこれができるという部分。
 時々仕事に追われ、忘れることがあるので注意注意。迷ったときには思い出し、忘れないようにしなきゃ。