生命(いのち)の言葉 東京都神社庁

6月

ゆく河の流れは絶えずして
 しかも もとの水にあらず
    鴨 長明『方丈記

 ながれていく川の水の流れはとまることはないが、でもそこにある水は決して元あった水ではなく、次々と新しくなっていく。
 人の世の流れは移り変わるものであり、その速度は昔と比べようもない。つまらないことで悩んだり、怒ったりして時間を無駄に費やす暇はないのである。

今の時代をついたような言葉ですね。なぜに鴨長明のこの言葉が今月の言葉になったのか・・のほうが大変興味深い。約800年近く前の随筆集方丈記の中にまとめられたものですが、やはり先人の言葉は身にしみますね。わかっているようですが、あらためて読んでみるとなかなかオツです(笑)
 でも、問題は、"つまらないこと"が自分にとってはつまらないことなのか、重要なことなのかわかんないことのほうが多いということ。結果論として・・あれつまんないことだったよな〜・・だと思います。(笑) さっさと、こんなことはつまらない悩みだと割り切る力が必要だということかしらね。それなら、いつも割り切っているわたくし(爆)
思い切りと、行動力はぴか一とほめられたことがあるが、いい意味でいただいておこう。