つれづれ

 Twitterfacebookなど、最近特にSNSの普及がすさまじい。3.11震災直後からのやり取りはこれらのSNSやインターネットからの配信が頻繁に交わされ、またね情報も比例するかのごとく錯綜していたように思える。
 スマフォ派ではない私は、まだtwitterはパソコンだけ。facebookは利用しています。ただ3.11時にはまったく利用していません。(^^; ここのところ、企業でもこれらのSNSを使うことで顧客との接点を作ろうとしているところもおおいようです。私も先日、ほんとうに久々にfacebookに入ったら、いつも利用させてもらう派遣会社の営業さんらが会社で利用していることを知り、検索したところ・・ぶちあたり(笑)まあその流れで、お仕事もしっかりいただくことができました。
 便利な世の中だが、便利さの果てはどうなるのか。ますますスピード化されていく日々に、疑問をもつ人も多いとおもう。私もその一人。仕事柄、パソコンは一日中目の前にあり(笑)日々格闘状態でもある上、携帯メールもひっきりなしに使う。気がつけば、機械漬け(^^;
 携帯電話がなく、デートの待ち合わせですれ違うことなんてザラだった20代(笑)ちょっぴりおもいだしてみると、ちょっと切ない。すれちがったらいけないからと、待ち合わせ時刻から30分以上たっていたら帰ろうと・・そういう約束もしていたこともあったっけかな〜。そういったちょっとした時間のゆとり(今で言えば)が心のゆとりにつながっていたように思えますね。
 21世紀になってはや10年過ぎ、もっともっともーーーっと早く早く(^_^汗 欲張りな世の中になりました。そんなに急いでも、結果はあまり変わらないという人多いのでは?
そんなこんなな毎日の中、下の本に出会いました。

イタリアでの司書暦30年の著者が図書館リノベーションに携わってさまざまな図書館を見違えるように活性化していったその証跡。おもしろかったですよこの本。図書館の存在意義から多様性。スーパーマーケットや広場から得たそのインスピレーションで展開していく、図書館活性方法。人が座りたがるのは・・・"人の原初的な本能、つまり、仲間同士で集まりたい、できれば長い時間たっていたくない"という本能を証明している・・・という。なるほど!と感じた。だから、その本能に働きかける空間作りをすれば、人は集い、仲間が増え、コミュニティ化していくというわけだ。これを図書館活性に役立てたという。
 このような展開方法で図書館再生に取り組んだノウハウです。角度を変えて分析してみれば、予想以上に大きな展開ができることを証明している一冊ですね。

次に・・コレ↓

なんでガリレオ?(笑)・・ですが、みすず書房の読みたい本のために読んでおいたほうがいいとおもって図書館でみつけた一冊。これがおもしろいんですわ。ガリレオ=地動説=望遠鏡なんていう発想しかもちあわせてないワタクシ。あまりにもちっちゃい知識ではどうにもならん(笑)ということで、楽しくよませてもらいました。人間、いつの時代でも、ひがみやねたみなどで命を奪われることが多かったのだと、歴史は物語っていますよね。ガリレオは処刑されなかったものの、最終的にはカトリック教会を敵に回すことになってしまったわけです。ガリレオは1642年1月に死去し、その年の12月にニュートンが生まれます。ん〜これだけでも因果関係ありそう(笑)そして、カトリック教会が地動説を認めるにはそれから180年もかかるんですよね。本当に壮大なレベルでの展開です。ピサの斜塔で落体の法則を発見したのは、さかのぼること52年前となります。医学部にいくはずだったのが、なぜか数学者になってしまったという経緯からみても、彼は天性のなにかがあったのでしょうね。


というわけで・・すさまじく流れが早い毎日ですが、こんなまったく関係のなかのんびりした本を読む時間が私にはあります。(失業中)
でもそれももうENDになりそうです(^^; お仕事がきまりそうなので、いや決まったのですが、返事をしていない(笑)
時にIT系から離れたいのですが、どうもそれは世の中では無理のようです。きっぱり辞めたいのであれば、きっとスーパーのレジ係りをする気持ちでやらないといけないみたいです(このぐらい、極端でなければ仕事はないという意)

久しぶりに長くなった(^_^)/